第一回利賀演出家コンクール

<利賀演出家コンクール>は、(財)舞台芸術財団演劇人会議により日本ではじめて開催された演出家対象のコンクールです。このコンクールは、二十一世紀に向けて才能ある演出家を発掘し、その表現活動を支援することを目的としています。演出家は舞台芸術作品の中心的な創造者であるにもかかわらず、劇作家や俳優などに比べて育成、評価の機会が少ないという現実があります。今までなおざりにされてきた演出家への支援と顕彰の取り組みを通して、二十一世紀を展望できるような多くの才能ある演出家との出会いの場を創造していきます。第一回のコンクールは下記のような要領で行われ、二名の受賞者が決定いたしました。


■結果
 最優秀演出家賞:ペーター・ゲスナー氏(上演作品:「紙風船」)
 優秀演出家賞 :外輪能隆氏(上演作品:「バーサよりよろしく」)
■課題戯曲
 <海外戯曲部門>
  テネシー・ウィリアムズ  「バーサよりよろしく」
  フェルナンド・アラバール 「戦場のピクニック」
  サミュエル・ベケット   「あしおと」
 <国内戯曲部門>
  岸田國士 「紙風船」
  安部公房 「棒になった男」(第三景の「棒になった男」)
  別役 実 「マッチ売りの少女」
■応募数
  60人
■審査
 一次審査(書類選考)
  方法:全応募作品について書類、ビデオ等で審査
  時期:6月20日〜22日
 二次審査(作品上演による審査)
  方法:「利賀サマー・アーツ・プログラム2000」の一環として
     富山県利賀芸術公園の劇場群にて上演による審査
  時期:海外戯曲部門の上演:8月2日から10日
     国内戯曲部門の上演:8月17日から25日
■審査員
 <海外戯曲部門・国内戯曲部門共通の審査員>
  石澤秀二 (演劇評論家)
  伊藤裕夫 (静岡文化芸術大学教授) 
  鈴木忠志 (演出家・(財)舞台芸術財団演劇人会議理事長)
  高田一郎 (舞台芸術家) 
  森 秀男 (演劇評論家)
 <海外戯曲部門のみの審査員>
  菅 孝行 (演劇評論家)
  越光照文 (演出家・桐朋学園大学短期大学部芸術科演劇専攻助教授)
  安田雅弘 (演出家・山の手事情社主宰)
 <国内戯曲部門のみの審査員>
  衛 紀生 (演劇評論家)
  原田一樹 (演出家/キンダースペース主宰)
  宮城 聡 (演出家/ク・ナウカ主宰)
  山内武善 ((財)静岡県舞台芸術センター芸術局長)

(財)舞台芸術財団演劇人会議「演劇人006」より


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